ほんとのほんと

なかなか目標達成できなかったり、ダメだってわかってるのに人を好きになっちゃったり、こどもになりたかったり、おとなになりたかったり、そんなアラサー女の旅物語。

今後の予定

ほんとだったら今頃、わたしは羽田空港にいて、 日本との少し長めのお別れを惜しみながら、フライト前最後の日本食を食べているはずだった。





なのにどうして今ブログなんて書いているのかというと、 そのフライトをキャンセルしたから。 謎の体調不良に苦しんだこの10日間、数万円を検査という検査に使い込み、病名も出ないまま毎日を過ごし、そんなことをしているうちに体調も回復してきました、という、なんとも無意味なキャンセル。





お金だってかかってしまったのに、 それがそんなに悔しくないんだから、 全然ワクワクしてなかったんだなぁって実感した。





わたしは1か月前までカナダでワーホリをしていた。 そりゃ、オフィスで働いているようなワーホリの人もたくさんいるのかもしれないけれど、 正直、3か月やら6か月やらくらいの留学経験で来ている日本人の英語力なんて、みんな似たり寄ったりで、できる仕事もほぼ限られていて。





そんなことはわかりきっていたから、 環境を整えるために都会に比べれば日本人の少ない小さな街を選んだし、 いわゆるジャパレスじゃなくて、多国籍の人が働いている職場を選んだけれど、 それでもやっぱり劇的に英語力が伸びるなんてことはなくて、ネイティブの会話はいつまでも難しくて。 "この人は話せるなぁ"なんて思う日本人は、もれなくオーストラリアやニュージーランドを経験したワーホリ3年目、4年目、みたいな人ばかりだった。





だからカナダで働いている間、 わたしはなんでこんな歳にもなって海外で学生バイトみたいな仕事をしているのだろうか、という悶々とした気持ちで過ごしていたのだと思う。





それはいくら1人で店番を任せられる程になったって、 少しくらいのトラブルは自力で対処できるようになったって、 白人の友達と出掛けるようになったって、 あまり変わらなかった。





加えて、日本人はほんとに世界で1番の働き者で、 同じお給料貰っているのに皆のようなサボり方は理解できないし、 シェアハウスのキッチンには汚いお皿が長い間山積みだし、 そういう文化のちがいも、わたしには受け入れ難かったのかもしれない。





もちろん英語は少なからず上達したし、 たくさんの大切な出会いだってあった。 だからカナダに行ったことに後悔はないけれど、でも、今はワーホリに対するワクワクは少しお休み。





今後の予定としては、 日本で少しだけ資金を調達したら、夏の初めに中央アジアを旅しようかな。 それが終わってからオーストラリアかな。 さらに次の夏までにお金を貯めて、それでヨーロッパと南米を周ることができれば満足かな。





こんなざっくりした予定。